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ポーランド旅行回顧録 Part2

ポーランド編第二弾の今日は、港町グダニスクです。

ポーランドの北部に位置し、ワルシャワから鉄道に揺られること3時間。

グダニスクのお目当ては、750年以上の歴史を誇るお祭り、聖ドミニコ市!
7月下旬から8月中旬頃まで約3週間にわたって開催されています。お祭り期間中は旧市街全体が巨大な露店市となり、多くの観光客で賑わいを見せています。

またグダニスクは、古くから琥珀の生産地としても有名です。石畳の小径、マリアツカ通りには、琥珀を取り扱うジュエリーショップが並びます。

お店を行ったり来たり厳選に厳選を重ね(優柔不断)、ブレスレットを購入しました。

ここでひとつこぼれ話を。
ワルシャワからグダニスクへ向かう時に起きた出来事です。切符はあらかじめ日本で購入しており、早期割引で一等席を取ることができました。貧乏旅行、滅多に乗ることのない一等席。車内では食事やお菓子、飲み物が出されるというので楽しみにしていました。
その日の朝は6時前に起床。支度をして朝食のために出かけ、部屋へ戻ってきてもまだ7時。時間に余裕があったので散歩をすることに。ここで私は重大なミスを犯します。なんと電車の時刻を一時間遅く勘違いしていたのです。優雅に散歩を終え、ホテルへ戻りチェックアウトを済ませ、駅へ向かおうと切符を確認すると8時発との印字。しかし腕時計の針は、9時近くを指す。
・・・え、時間勘違いしてた?朝起きた時、何で確認しなかった??
自分の不甲斐なさに一瞬落ち込みますが、くよくよしても仕方がないので気持ちを切り替え駅へ向かいます。駅の窓口で切符変更の旨を伝えると、”NO ENGLISH””NO CHANGING””NO STANDING”とすべてNOで対応してくる係員のおばちゃんと格闘して手に入れた切符は、嘘か真か地元の人でも乗らないという最低クラスの列車…。一等とはあまりに違う待遇にショックを隠せませんでしたが、「いいんだ電車なんて。目的地さえ着ければ何でもいいんだ」と自分に言い聞かせました。おばちゃんは塩対応ながらも、最後には何だかんだで返金手続きの用紙をくれたので感謝です。
乗り込んだ列車はなかなか混み合っており、エアコンがないので窓は全開。席がなく地べたに座り談笑するおばあちゃんたちに、絶え間なく爆笑する若者グループ、ノーイヤホンでかなりの音量で動画を見るおじさんと、日本の静かな電車内とはかなりかけ離れた空間でした。若干のカルチャーショックを感じながらも、のんびりと揺られているうちに、それぞれが何も気にすることなく自由に過ごせていて、こういうのもいいもんだなーなんて思ったり。まだまだ若輩者の私に、一等は早かったんだな…と感じたエピソードでした。

 

新潟エリア Y.T

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