言語を学ぶ楽しみの一つは、各国のユニークで面白い表現を知ることです。今回は、世界のさまざまな言語に存在する少し変わった表現をご紹介します。意味を知ると「なるほど!」と納得できるものばかりですよ。
では、早速みてみましょう。
🇩🇪 ドイツ語:「Das Leben ist kein Ponyhof」
意味:人生はポニー牧場ではない。
これは「人生は楽なものじゃない」という意味です。ポニー牧場=楽園のような場所、というイメージがあるんですね。ちょっと可愛いけど現実的な表現です。
🇫🇷 フランス語:「C’est la fin des haricots!」
意味:インゲン豆の終わりだ!
フランス人は、物事が本当にダメになった時にこう言います。「もうおしまいだ!」という意味で、ちょっとシュールで笑える言い回しです。
🇪🇸 スペイン語:「Meter la pata」
意味:足(動物の足)を突っ込む。
つまり「ヘマをする」や「失敗する」という意味です。直訳すると変な感じですが、使い方は英語の “put your foot in your mouth” に近いです。
🇮🇹 イタリア語:「Prendere lucciole per lanterne」
意味:ホタルをランタンと間違える。
これは「思い違いをする」「間違える」「勘違いをする」といった意味です。暗闇でホタルを見て「ランタンだ!」と思ってしまう……そんなうっかりさんに使われます。
🇯🇵 日本語:「猿も木から落ちる」
意味:どんなに得意な人でもミスをする。
これは日本人にもおなじみですね。プロでも失敗することがある、という深い真実を表現しています。
🇷🇺 ロシア語:「Бить баклуши(ビーチ・バクルーシ)」
意味:木片を叩く。
直訳は「棒を叩く」ですが、実際は「ダラダラしている」「何もしない」という意味の表現です。
🇨🇳 中国語:「马马虎虎(mǎmǎhūhū)」
意味:馬馬虎虎(まあまあ)
「いい加減、大ざっぱ」、「まあまあ、そこそこ」という意味ですが、文字通りに読むと「馬馬・虎虎」という動物だらけの言葉。面白くて覚えやすい中国語の表現です。
こうした表現は、その国の文化やユーモア感覚を映し出しています。直訳では意味がわからなくても、背景を知ると一気に言語が面白くなりますよね!
あなたが気に入った表現はどれでしたか?
これからも他に表現をいろいろ紹介しますので、是非読んでください。
Thank you for reading.
新潟エリアM.L