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9月は新学期の始まり!

Bonjour !まだまだ暑い日が続いていますが、みなさん体調はいかがでしょうか。コロナウイルスもまだ収束の気配がありませんが、お互いに健康に気を付けて過ごしましょう。

さて、コロナウイルスの流行で、本来4月を入学や新学期の始まりとしていた日本でも、9月始まりに変えようという議論がありましたね。フランスでは他の欧米諸国と同様、9月が入学や新学年の始まりです。フランス語で新学期は「La rentrée」(ラ・ラントレ)と言い、約2か月間の長いヴァカンスが終わるとフランス全土の学校で授業が始まります。この時期になると、スーパーには新学期に必要となる文房具がたくさんならび、多くの親子が新学期の準備に追われます。ちなみに教科書は新品で買うこともありますし、以前人が使った中古の教科書を買うこともできます。

日本では、学校に入学すると「入学式」というセレモニーをしますが、フランスには「入学式」のようなものはありません。入学初日に親が校舎の中までついていくこともありますが、基本的に親は学校の中には入れません。そして「運動会」といった日本では当たり前の行事も、フランスには存在しません。また公立の学校には、日本の「ランドセル」のような決まったカバンはなく、生徒たちは自分が使いやすいカバンを選んで使います。

日本に来てとても驚いたのは、小学生や中学生が自分たちだけで登校していることです。フランスでは防犯のため、親が車や徒歩で送り迎えをするのが一般的です。子どもが一人で町中にいることはありえません!高校生になると地域にもよりますが、スクールバスを利用する生徒が多い印象です。

どうでしょう。フランスと日本の学校ではかなり違いがありませんか。みなさんは4月入学から9月入学に変えるという案についてどう思いますか?またフランスと日本の学校、どちらのやり方がお好きですか?
それぞれ良い面、悪い面あると思いますが、個人的に日本の「入学式」はとても素敵なセレモニーだと思います!

新潟エリア R.Z

Published inフランス語ブログ