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2022.12.17 「白って200色あんねん」について考える

先日、外出中にふと空を見上げるとくっきりとキレイな虹が出ていました。

 

 

久しぶりにこんなにはっきりとした虹を見たなー!何色あるかなー?と数えてみると、

 

赤・オレンジ・黄色・緑・青・紫。。。

 

あれ?6色???もう一色は何だ?

 

と思い、帰って調べると藍色でした。

虹色、七色、とはよく言うけれど、実際にどんな色があるのかカウントしてみたのは、私自身どうやらこの時が初めてだったようです。(世の中には知らないことがまだまだたくさんあります…)

 

さて、虹と言えば。

前述のとおり日本では7色とされていますが、国や文化によって虹が何色とされているかが違う、という話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

韓国やオランダ、イタリアは日本と同じ7色。アメリカやイギリスは6色、ドイツやフランスは5色。

南アジアのバイガ族は赤(明るい色)と黒(暗い色)の2色として分類するそうです。

 

なぜ色数が異なるのか。

いろいろ調べたり自分なりに考えたりした結果、理由のうちの一つとして

その文化ごとに「その色を表す言語」があるかどうか、

ひいては「その色」が「その文化」にとって必要であったかどうかの違いによると言えるのではないか思います。

 

例えば日本でカウントされている「藍色」

藍染により着色された着物やのれんなどの色である藍色は、飛鳥時代に大陸から伝わった藍染技術により長い時間をかけて全国に広がり、庶民の生活の中に広く根ざした色だったそうです。

「ジャパン・ブルー」とも呼ばれ、東京オリンピックのエンブレムのカラーとしても使用されました。

 

よって藍色は日本の伝統色であり、日本人のアイデンティティとして重要な色であったからこそ、虹の中の一色として認識されたのではと推測します。

 

 

タイトルに戻って、「白って200色あんねん。」

アンミカさんが番組内で、手元の白いタオルを褒めるための言葉として発言し、瞬く間にミーム化したフレーズ。

 

年々様々な流行色が生まれ、ありとあらゆる色が商品化されるファッション業界では、白を200色にもわたり細分化する色彩感覚が必要とされるのでしょう。

その文化にとって「必要」であれば「言葉」は生まれます。「言葉」をみれば、その文化が何を重要としているかが見えてくるような気がします。

 

新潟エリア Y.T

 

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