日本の漫画は海外でもとても人気です。
漫画がきっかけで海外の人と話が弾み意見交換ができ、世界中に友達が広がることもあります。
また、外国人も日本の漫画を読むことで日本語を学んだという人も少なくありません。
海外でも有名な「進撃の巨人」
英語のタイトルは「Attack on Titan」です。
Attack on ~で、~に攻撃をする
ですので、実際、内容を知っている方は分かると思いますが、漫画のタイトルの意味とニュアンスが違いますね。
英語タイトルについては様々な意見があるようです。
そして、ドイツ南部にあるネルトリンゲンという街がこの漫画のモデルになった街だともいわれています。
この街は1,500万年前に落下した隕石によって生まれたクレーターの中に建設された街だそうです。進撃の巨人を思わせるこの街の画像を見て、私もとても興奮しました。
さらにオープニング曲にドイツ語が含まれており、登場人物にもドイツ語の名前が多く使われているようです。そんなことを意識して見るとドイツに興味がわいてくるのでは?私は是非このネルトリンゲンという街にいつか行ってみたいと思っています。
そしてこの「進撃の巨人」という漫画は、三重に築かれた壁の中の人と巨人が戦うというのがメインだと思われがちですが、実はとても深い作品なのです。
序盤では、壁の中で主人公を含むキャラクターの個人個人の葛藤や心理戦が描かれていますが、話が進むと、派閥争いや政治などのグループ問題も出てきます。さらに、壁の外にも世界が存在していたと分かると、内容はさらにディープになり、戦争、歴史、思想などのテーマも取り入れられています。
作品全体を通して、心理学、社会学、人類学がミックスされているようです。
英語では
Psychology(サイコロジー)心理学
Sociology(ソーシオロジー)社会学
Anthropology(アンソロポロジー)人類学
海外の学校では人気の教科でもあります。綴りも読み方も難しいですね。
今回このアニメについて取り上げたのは、語学勉強の一つとしてもおすすめだからです。
何カ国語かに翻訳されていますので、興味ある言語で読んでみるのはどうでしょうか?
英語に関しては吹き出しの中は英語で外枠には日本語が書かれているというバイリンガル版もありますし、「進撃の英語」という、英語学習の為の漫画もあるそうですよ。
そして、漫画で学ぶことがお勧めの理由としては、内容に日常会話や口語表現が多いということです。
漫画好きには語学も学べる一石二鳥な学習方法です!
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