世界には日本と同様、家族を支えてくれるお父さんに感謝の気持ちを伝える「父の日」があります。
日本の「父の日」は「母の日」と同じくアメリカ発祥のお祝いの日ですので、アメリカと同じ6月の第3日曜日になっています。
その由来は、ある女性が牧師協会へ嘆願したことがきっかけです。彼女を含む6人の兄弟は幼いころ母親を失い、代わって父親に育てられたそうです。南北戦争後のアメリカは今のように豊かではない中、6人を男手一つで育て、子供達が皆成人した後に父親は亡くなったのです。
その兄弟の末っ子ソノラという女性が、母親に感謝する日があるのに、父親に感謝する日はないことに気づき、大好きなお父さんの日を作りたい!という想いで、牧師協会へ相談してできたのが父の日だそうです。
そして、世界には父の日が6月ではない国もあります。
例えばスペインの「父の日」は3月19日だそうです。
1948年、マドリッドのある教師のもとに、母の日に嫉妬する父親たちの声が届いたことからが始まりだそうです。
スペインはキリスト教に関わる祝日が多いようですね。
バレンシアではスペインの三大祭りの一つでもある火祭りの最終日でもあるので、父の日は大きな意味があるようです。
そしてスペインでは父の日を、家族全員が集まり食事をしながらお祝いすることが多いそうです。
日付や由来は国によって違いますが、父親に感謝の気持ちを伝える日という意味ではどの国も変わらないということですね。
大抵どの国も母の日が先に作られて、その後に父の日というように、母の日と比べても影が薄くなりがちな父の日ですが、今年は6月20日ですよー!
日頃の感謝の気持ちを伝えてみましょう!
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