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フランス発祥!5月1日にはすずらんを贈ろう

皆さんこんにちは!いよいよゴールデンウィークですね!新型肺炎の流行もあり、遠出は中々難しいかもしれませんが、皆さんが楽しい休暇を過ごせることを願っています。

さて、5月1日といえばメーデーですね。フランス語ではメーデーを労働の祝日la fête du travail(ラ・フェットゥ・ドゥ・トラヴァーユ)と言います。この日は国民の祝日なので、よっぽどのことがない限り仕事はお休みです!ほとんどのお店が閉まっている中、街中にはあちらこちらであるものを売っている人々の姿が・・・。そのあるものとは、「すずらん」。実はフランスでは5月1日はメーデーであると同時に、「すずらんの日」でもあるのです。

フランス語ですずらんはMuguets(ミュゲ)。ヨーロッパではすずらんは春を象徴し、幸せをもたらす花とされています。フランスでは5月1日に愛する人やお世話になっている友人・知人にこのすずらんの花を贈る習慣があり、花を贈られた人には幸福が訪れると言われています。

この習慣の始まりは遥か昔1561年5月1日まで遡ります。当時5月1日は愛の日とされていましたが、この日にアンリ三世の兄であるシャルル九世が、側近からすずらんの花束を贈られ、その贈り物を大変気に入ったことがきっかけだと言われています。

日本ではあまり知られていないと思いますが、この記事を読まれた皆さん、今年の5月1日にはすずらんの花を恋人や家族に贈ってみてはいかがでしょうか?

 

新潟エリア R.Z

Published inフランス語ブログ