これからフランス語を始めてみようと
考えているあなたに

フランス語の文法について

名詞の性別

フランス語などのラテン語系言語、ドイツ語、ロシア語などには名詞に性別があります。そして性別にしたがって冠詞や形容詞の形も変化していきます。

女性名詞、男性名詞の区別に特別な決まりはありません。
mère [メール](母)、père [ペール](父)など本来の性が優先される場合もありますが、soleil [ソレイユ](太陽)、croissant [クロワッソン](クロワッサン)は男性名詞なのに対し、 lune [リュン](月)、baguette [バゲットゥ](バゲット)などは女性名詞です。
また la France [ラ フローンス](フランス)は女性、le Japon [ル ジャポン](日本)は男性名詞など、同じ国名でも性別が異なりますから、覚える際に冠詞とセットで発音していくのがよい方法ではないでしょうか。

フランス語の冠詞や形容詞は、名詞の性によって変化します。また単数、複数変化もするため、最初はややこしいと感じるかもしれません。慣れてくると、明晰さを好むフランス語の性質が頭になじんで、愛着がわいてくることと思います。
以下に名詞、冠詞の例をいくつかあげてみましょう。

単数 複数 日本語訳
le chien
(ル シャン)
les chiens
(レ シャン)
le spectacle
(ル スペクタクル)
les spectacles
(レ スペクタクル)
光景
la fille
(ラ フィーユ)
les filles
(レ フィーユ)
la voiture
(ラ ヴォワッチュール)
les voitures
(レ ヴォワッチュール)
un homme
(アン ノム)
des hommes
(デ ゾム)
男(部分冠詞)
une femme
(アン ファム)
des femme
(デ ファム)
女(部分冠詞)
形容詞

形容詞は、性別、単数複数にあわせて語尾に e や s がつきます。
grand [グローン] (大きい) は車 voituire につくと une grande voiture になりますし、複数ですと des grandes voitures となってgrandに e と s が加わります。

動詞

フランス語の中核ともいえる動詞は、主語である人称代名詞(je [ジュ] 私、tu [トゥ] 君、il [イル] 彼、elle [エル] 彼女、nous [ヌ] 私達、vous [ヴ] 貴方達、ils [イル] 彼ら、elles [エル] 彼女ら)にあわせて6通りの変化をします(特別親しいか、 互いの承認をとってからのほかは、相手のことを呼ぶのは tu ではなく vous を使ったほうが無難でしょう)。

またフランス語では過去や未来を、英語のように will や shall などの助動詞を使わずに表現することが可能です。
例えば aimer [エメ] (愛する)という動詞の現在形、直説法半過去、単純未来の形は以下のとおりです。

現在 半過去 単純未来
j'aime
(ジェム)
j'aimais
(ジェメ)
j'aimerai
(ジェムレ)
tu aimes
(トゥ エム)
tu aimais
(トゥ エメ)
tu aimeras
(トゥ エムラ)
il aime
(イ レム)
il aimait
(イ レメ)
il aimera
(イ レムラ)
nous aimons
(ヌ ゼミオン)
nous aimions
(ヌ ゼミオン)
nous aimerons
(ヌ ゼメロン)
vous aimez
(ヴ ゼメ)
vous aimiez
(ヴ ゼミエ)
vous aimerez
(ヴ ゼムレ)
ils aiment
(イル ゼム)
ils aimaient
(イル ゼメー)
ils aimeront
(イル ゼムロン)

初めてフランス語を学ぶにあたっては、活用は大変面倒なものです。
しかし活用をきちんと覚え基礎をかためることによって、フランス語の上達の飛躍的な一歩が踏み出せることは間違いありません。

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