2022.10.8 アフタヌーンティーの楽しみ方☕～Let’s have a Tea break～

2022年9月19日。ウェストミンスター寺院でエリザベス女王（エリザベス2世）の葬儀が行われました。このニュースをTVや新聞で目にされた方もたくさんいらっしゃるかと思います。多くの功績をなされたエリザベス女王。女王の上品な佇まいとキュートな笑顔、ユーモアのセンスに魅了された方は私だけではないと思います…

このニュースを見て、数年前に母と姉と私の3人で、Londonに旅行に行ったことを思い出しました。Londonに行くのなら本場のアフタヌーンティーを食べたい！と、旅行に行く前から某有名旅行雑誌に付箋やマーカーを付けイメージトレーニング(笑)バタバタと日々が過ぎ、ついにアフタヌーンティーへ行く当日。朝から何も食べず目星をつけたカフェに行こう！と3人で探しましたが、街中には雑誌に載っていない素敵なお店がたくさんありすぎて見つからない・・・道に迷ったうえ、なかなかお店を決められず数十分。路地裏に見つけたアットホームな雰囲気漂う素敵なお店を発見し、意気込んでアフタヌーンティーセット３つ注文。注文を受けたスタッフの方から3人分ですか！？若干びっくりされましたがそのままキッチンの方へ・・・お隣のご高齢のカップルも私たちの注文を聞いて若干苦笑気味。

待つこと数分、待望の本場のアフタヌーンティーとご対面✨3段のお皿にサンドイッチ、スコーン、クッキー、大きめのポットに並々入った紅茶etc.一気にテーブルの上が賑やかになりました。3人の感想は、「1人分かなりボリューミーだね(笑)」でした。

私たちのアフタヌーンティーのイメージは（数回しか行ったことはないのですが(笑)）紅茶と3段のお皿に小ぶりなケーキ、スコーン、サンドイッチというイメージだったので、本場のアフタヌーンティーのボリュームの多さにとても驚きました。特に私はスコーンの大きさにびっくり！これまで丸く小ぶりのスコーンか、三角形の中にチョコレートチャンクやナッツがぎっしり詰まったスコーンしか見たことのなかったので、手のひらサイズの大きなスコーンを前に戸惑い、恐る恐るイチゴジャムを表面に少し塗り一口かじってみるとボロボロッとこぼれ食べにくい(-_-;)苦戦していた私を見るに見かねてお隣の紳士が話しかけてくれました。

まずは、スコーンをナイフで上下にカットし、クロッテッドクリームとジャムをたっぷり塗って食べるんだよ。と優しくレクチャー。

そして「スコーンの食べ方は、“デヴォン式”と“コーンウォール式”2種類あって、私はデヴォン式が好きだけど人それぞれ好みのほうで食べているんだよ。」と教えてくれました。日本で食べる分にはどちらの食べ方でも問題ないと思いますが、現地では結構デリケートな問題になっているらしいです。既にご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、以下はネットで調べた情報の引用です。

✿デヴォン式

デヴォン式は割ったスコーンにたっぷりとクロテッドクリームを塗り、その上にジャムをトッピングのように乗せるスタイル。スコーン→一面にクロテッドクリームを厚塗り→ちょこんとジャムです。

✿コーンウォール式

コーンウォール式は割ったスコーンにジャムを塗った後、クロテッドクリームを乗せます。スコーン→一面にジャム→クロテッドクリームがたっぷり乗っているスタイル。ちなみにエリザベス女王陛下はジャムファーストのコーニッシュスタイルだと報じられています。また、コーンウォール州ではクリーム・ティーではなく「コーニッシュティー」と言うそう。

みなさまお忙しい日々をお過ごしかと思いますが、家族や気の合う友人とお家やカフェでホッと一息イギリスに思いをはせつつティーブレイクをしてみてはいかがでしょうか？

新潟エリア　S.H

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